デュポンライター・ライン2　フランス革命　ヴィヴ・ラ・リベルテ（自由万歳）世界1000個限定

デュポンライター過去のコレクション

1989年（昭和64年）　デュポンライター・ライン2　フランス革命　PARIS MUSEES（パリ博物館）　ヴィヴ・ラ・リベルテ（自由万歳）世界1000個限定

非常に希少なエス・テー・デュポン・パリ・ミュゼス（博物館）ライター。

これは、フランス革命とパリの美術館に敬意を表しているコレクション。

このライターは、カタログ販売前にリリースされたシリーズで、ライターのデザインは、フランス革命を描いたパリの博物館にある絵の複製。ライターの基部には刻印がある。

希少なこのライターは、それが真正であることを伝えるエス・テー・デュポンの手紙が付いている。

シリーズは中国の漆塗りのライン2ライター4本で構成されている。

「Vive la Liberte（自由万歳）」（ローズゴールドトリムとフラッグを持った男のベージュ）

「Liberte（自由）」（砲弾と旗のある淡いグリーン）

「King Louis XVI（国王ルイ16世）」（剣、クラウン、いばら）

「La Republique Francaise（フランス共和国）」（オレンジ色）

すべての4つのライターはカラフルに装飾され、ローズゴールドまたはイエローゴールドトリムをアクセントとしている。

エス・テー・デュポンライターの後世で、マハラジャ、ヌエボムンド、タージ・マハル、ファラオ、ヴェルサイユなど有名な傑作品を作ってきた、一番最初のコレクション。

世界限定　1,000個。

すべてのモデル底面には敬意を表し「PARIS MUSEES」（パリの美術館）と刻印されている。

この限定1,000個はすべて製造個数に達成していない可能性があるため、非常に珍しいデュポンライターとなる。

啓蒙思想家であるルソーやヴォルテールにより、社会契約説が多くの知識人に影響を与えた。

それに共感した国民が当時の社会体制（アンシャン・レジーム）に対する不満を鬱積させていく。

ブルボン朝政府、特にルイ16世はこれを緩和するために漸進的な改革を目指したが、特権階級と国民との溝を埋めることはできなかった。

1789年7月14日のバスティーユ襲撃を契機としてフランス全土に騒乱が発生し、第三身分（平民）らによる国民議会（憲法制定国民議会）が発足し、革命の進展とともに絶対王政と封建制度は崩壊した。

革命を恐れるヨーロッパ各国の君主たちはこれに干渉する動きを見せ、反発する革命政府との間でフランス革命戦争が勃発した。

フランス国内でも、カトリック教会制度の見直し、ルイ16世の処刑などのギロチンの数々、ヴァンデの反乱といった内乱、ジャコバン派の恐怖政治、繰り返されるクーデター、それらに伴った大量殺戮などによって混乱を極めた。

革命は1794年のテルミドールのクーデターによるジャコバン派の粛清で転機を迎えたが、不安定な状況は1799年のブリュメールのクーデターや1801年にフランス政府がローマ教皇とコンコルダートを結んで和解するまで続いた。

最終的な決着は、第三共和政の成立を待たねばならず、革命勃発より80数年が経過した。

その後多くの国家がフランス革命時に掲げられた理念を取り入れている。

民法やメートル法など、フランス革命が生み出した制度も後世に受け継がれた。

純正の漆を塗り独特の輝きを持たせる技術は、S.T.Du Pont社独自のもので、その誕生は小さな誤りから。

1935年に「Master Plater：メッキ職人」を募集しようとしたところ、印字ミスから「Master Laquerer:漆職人」と掲載されました。

これに応募してきたロシア人の職人から独自の技術を手に入れ、現在も素晴らしい漆技術がデュポン社に受け継がれています。