1993年（平成5年）　デュポンライター　アール・ヌーボー世界4000個限定品

 

アールヌーヴォー “又は1900年代のスタイル”は、1883年から1914年までのヨーロッパとアメリカの大小の芸術で起きた激動に与えられた名前。

詩的な象徴主義はアールヌーボーのインスピレーションの枠組みを形作る。

提案、夢への招待、想像…

エス・テー・デュポンは、エクトール・ギマールに1900年スタイルの細長いアラベスクを限定コレクションに、細かい材料「金と中国の漆」を使って特別な敬意を表した。

 

世界4000個限定品。

 

カラーはブラックラッカー、グリーンラッカーと2種類発表されています。

 

S.T.Du Pontでは、アール・ヌーボーのボールペンも発表しています。

 

アール・ヌーボーとは？

 

アール・ヌーヴォーとは「新しい芸術」を意味する、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動の事。花や植物などの有機的なモチーフや自由曲線の組み合わせによる従来の様式に囚われない装飾性や、新素材の利用などが特徴的。

 

アール・ヌーヴォーという言葉はパリの美術商、サミュエル・ビングの店の名前から一般化したとされる。

アール・ヌーボーは、海外ではモダンスタイル、ユーゲントシュティールとも呼ばれ、花や葉などの植物を主題としたような曲線を好み、その有機的、生命的な表現は、絵画、デザイン、工芸、建築をはじめとして広い範囲に及んだ。デザインの分野では、ポスターが流行して、ミュシャは時代の子となり、家具調度品の工芸の分野では、ガレがガラス工芸などによって名を馳せ、建築の分野では、オルタやギマール、ガウディといった人々の活躍がみられた。