デュポンライター過去のコレクション
デュポン社のライターを多数愛用していたパブロ・ピカソが1962年に自らデッサンした「フォーン(牧神)」ライターの復刻レプリカ。
キャップにはデッサンした日付、151262「1962年12月15日という読み」が入っている。
背面にはパブロ・ピカソのサインが入っている。
ピカソが「フォーン」を描くのにエス・テー・デュポンのライターを選んだことは、エス・テー・デュポン社にとって大変誇らしいことで、その素晴らしい作品を世界の愛好家と分かち合うことを目的として、レプリカを限定コレクションとして発表した。
1962年にパブロ・ピカソが自ら所有していたデュポン社の漆ライターを3つ選び、漆部にデッサンを施して独自のライターに仕上げた。そして息子と義理の娘に「アルルカン」と「ピエロ」を渡したとされる。もう一つの「ファウヌス」は友人に渡されたとされる。
現在ではマダム・ルイズ・ピカソが所有しており、1995年にマラガ、セビリア、ニームで展示された。
世界限定6,000個。
テーブルライター・クロックも同時に発表。
それぞれの製品は、黒の純正漆と23金ゴールド・プレートで創られ、彫刻された線は透明な純正漆で埋められている。一つ一つにシリアルナンバーとピカソの製品を忠実に再現して良質の物しか与えられない、ピカソ・トラスト認定印も入ってます。
1881年10月25日 – 1973年4月8日)は、スペインのマラガに生まれ、フランスで制作活動をした画家、素描家、彫刻家。
ジョルジュ・ブラックとともに、キュビスムの創始者として知られる。生涯におよそ1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な美術家であると『ギネスブック』に記されている。
「フォーン」と「ミノタウルス」は、ピカソの作品の中で繰り返し使われるテーマであり、またそれはピカソの自画像でもあるともされている。
カーク・ヴァルネードは、ピカソの自画像の章で、「人間でも野獣でもなく、人間社会の通常の価値観を超越しているために傷つき、呪われた半獣半人は『怪物的な聖人』であり、『聖なる怪物』であり、ピカソ自信を表現するのに最適なモティーフで会ったのだろう」と書き綴った。
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