デュポンライター過去のコレクション
エス・テー・デュポンは、東洋文学(イスラム文学・イスラーム文学)の著名な傑作、千夜一夜物語(アラビアンナイト)に敬意を表し、今回の限定コレクションを発表。
この夢のような素晴らしい世界を再現するユニークなノウハウの恩恵を受けるコレクションを提供することにより、卓越した伝統を永続させていく。
ライター・万年筆・世界限定1,001個。
10世紀に原型が形作られ、14世紀に完成形が出来たとされるイスラーム世界の文学で最も有名なフィクション物語である。
ペルシア帝国の女王シェヘラザードにより語られた説話集。
アラビア語名の「アルフ・ライラ・ワ・ライラ」は、alfが「千」、laylahが「夜」、waが接続詞「と」、直訳では「千夜と一夜」。
現在、日本では「千夜一夜物語」そして「千一夜物語」さらに、1706年イギリスで出版された英語版の題名 Arabian Nights Entertainments から「アラビアンナイト」の名称も加えて、3つの名称が使用されるようになる。
妻の不貞を見て女性不信となったシャフリヤール王は、毎晩一人の処女を連れて来るよう命じ、処女と寝ては翌朝になると殺すようになった。
三年もすると都から若い娘は姿を消してしまったが、それでも王は処女を連れて来るよう命じた。
そんな王の命令に苦悩する大臣には2人の娘がいた。
姉娘のシャハラザード(シェヘラザードとも)は、父である大臣に「自分に王の伽役をさせてほしい」と願い出る。
王と床入りが済んだシャハラザードは物語を語り始めた。
話が佳境に入った所で「続きはまた明日」とシャハラザードが打ち切ったため、王は次の話が聞きたくてシャハラザードを殺すことを思いとどまる。
やがてそれが千夜続いたあと、シャハラザードが自分と王の間に生まれた子供を見せると、王は喜び、シャハラザードを正妻として迎えた・・・
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